The Throne Collection

The Throne Collection File No 002  [100g] - Finca Don Rafa, Mexico
The Throne Collection File No 002 [100g] - Finca Don Rafa, Mexico

SOLD OUT

¥1,800

The Throne Collection
File No 002
Finca Don Rafa, Mexico

農園 / Farm: Finca Don Rafa
生産者 / Farmer: サンラファエルの生産者 / Local Farmers of San Rafael
生産地 / Rigion:チアパス州 ラス・マルガリータス自治体 サン・ラファエル / Estado de Chiapas, Las Margaritas, San Rafael
精製 / Process: Natural
標高 / Altitude : 1,250-1,400 masl
品種 / Variety : パチェ / Pache
味について / Tasting note: Orange, Cherry, Cidre, Chocolate & Clean.
焙煎度 / Roasting: ライト / Light roast

【スローンコレクションの第二弾】
メキシコ。かつてメキシコ南東部には”マヤ文明”があった。
チアパス州北部からグアテマラ北部のペテン盆地、ベリーズ周辺にあたるマヤ低地南部はもっとも古くから栄えた地域で、紀元前900年ごろからいくつもの大都市が盛衰を繰り返したと伝えられる。

高度に発達したマヤ文字。トウモロコシが神聖なモノとして扱われ、頭を長くするために赤子の頃から矯正してたという説も。歯にビーズを埋める。生贄の儀式をする。心臓を抉りだす。 etc...

マヤ文明は何故滅びたのか?
人口増加に伴い、森林伐採の増加、食糧不足、疫病、そして少ない資源を巡って激化した戦争が衰退の主な原因との一説が有力であるとされる。

かつての王位を授かるにふさわしい文明から、私たちは何を学び、どんな思想を持ち、どの様に行動するのか?たくさんの問いが生まれます。
是非このコーヒーを飲みながら、生まれた問いを、考え、対話して、未来を創造していきましょう。

【コーヒーについて】
コーヒーの栽培されるのはサン・ラファエルという小さな町。
グアテマラとの国境にも近く、産地としても名高いウェウェテナンゴと同じ山系に所属する。
またこの農園のあるエリアはジャングル地帯であり、この熱帯雨林地帯は生物の宝庫。
メキシコ全体の33%の鳥類、25%の動物、56%の昼行性の蝶類、16%の魚類がこのエリアに生息。
生物保護区域外での森林伐採が問題視されており、森林を守りながら換金作物を栽培するアグロフォレストリーが積極的に導入されており、コーヒーもその作物の1になる。

品種パチェはティピカの突然変異種とされており、収量はそこまで多くはないですが、香味が優れ、木の背は低く、病気や害虫への耐性の高さがあるなど、栽培のしやすさのある品種である。

彼らはこのコーヒーをバナナとチャラム(インガベラ)の木によるシェードツリーの下、コーヒー栽培をおこなっている。その中で、完熟したチェリーを選び、コーヒーはきれいな水タンクに通され、浮いているチェリーを取り除き、残りは発酵工程へと運ぶ。発酵は、コーヒーを密封されたEcotactのバッグに72時間入れ、無酸素状態をつくる。発酵が完了すると、コーヒーはアフリカンベッドで天日乾燥。最終的には、生豆の水分値を10%~12%の範囲内になるように調整して出荷する。

多大なる人の努力と自然環境にも配慮されながら作られたコーヒーからは、明るい未来への兆しを感じられます。

Mexico. There was once a "Mayan civilization" in southeastern Mexico.
The northern state of Chiapas, the Peten Basin of northern Guatemala, and the southern part of the Maya lowlands around Belize were the most ancient and prosperous areas, with several large cities that rose and fell from around 900 BC.

Highly developed Maya script. Some people believe that corn was treated as sacred and that it was braced from infancy to lengthen the head. Beads were buried in the teeth. Sacrificial rituals. The heart was gouged out. etc...

Why did the Mayan civilization die out?
One popular theory is that increased deforestation, food shortages, epidemics, and wars that raged over scarce resources were the main causes of the decline as the population grew.

What do we learn, what ideas do we hold, and how do we act from a civilization once worthy of the throne? Many questions arise.
We invite you to think and dialogue about the questions that arise while drinking this coffee, and let us create the future.

- About coffee -
The coffee is grown in a small town called San Rafael. It is close to the border with Guatemala and belongs to the same mountain range as Wuewuetenango, a famous coffee producing area.
The area where this plantation is located is also a jungle area, and this rainforest area is a treasure house of living things.
33% of Mexico's total bird species, 25% of animal species, 56% of diurnal butterflies, and 16% of fish species inhabit this area.
Deforestation outside of the biosphere reserve has become a problem, and agroforestry, the cultivation of cash crops while protecting the forests, is being actively introduced, and coffee is one of these crops.

The variety Pache is considered a mutant of Typica, and although the yield is not that high, it is an easy to cultivate variety with excellent aroma, short tree height, and high resistance to diseases and pests.

They cultivate this coffee under shade trees made of banana and Charam (Ingabella) trees. The ripe cherries are then selected and the coffee is passed through a clean water tank to remove the floating cherries and the remainder is taken to the fermentation process. The fermentation process involves placing the coffee in sealed Ecotact bags for 72 hours to create an oxygen-free environment. Once fermentation is complete, the coffee is dried in the sun on African beds. Finally, the green beans are adjusted to a moisture value in the range of 10% to 12% for shipment.

The coffee, produced with a great deal of human effort and with consideration for the natural environment, offers signs of a bright future.



▷▷Sample Recipe▷▷

For Origami Dripper

Does / 粉量 : 12g

Water / お湯 : 210g

Temp / 温度 : 92°

Grind Size / 挽き目 : 粗挽きコショウ程度

Brewing Time / 抽出時間:2:30〜2:40

※4投に分けてお湯を注ぐ。

1投目:30g のお湯。40秒の蒸らし

2投目:合計90gまで湯を注ぐ。

3投目:お湯が下がりコーヒーの表面が見えたタイミングで合計150gまでお湯を注ぐ。

4投目:お湯が下がりコーヒーの表面が見えてきたら再度合計210gになるまで注ぐ。

落ちきったら抽出終了。

Enjoy your cup!!!

[About overseas Shipping]

We are shipping globally.

If you choose EMS, it is a faster way from Japan to your home.

The e-packet is cheaper but it takes 7-14days (sometimes a bit more).

Please choose your way.

Also, the e-packet is the maximum of up to 2kg. If you need a big amount of coffee, please let us know.

We can help you with a big order or wholesale order as well.

※写真はパッケージイメージです。実物のパッケージと異なる場合がございます。

The Throne Collection File No 003  [100g] - Gaylee Gesha - Bordeaux red 25, Ethiopia
The Throne Collection File No 003 [100g] - Gaylee Gesha - Bordeaux red 25, Ethiopia

SOLD OUT

¥2,800

The Throne Collection
File No 003
Gaylee Gesha - Bordeaux red 25, Ethiopia

農園 / Farm: GESHA VILLAGE
区画 / Area: Gaylee
標高 / Altitude: 1916~1982
地域 / Region: Bench Maji
精製 / Process: Honey
品種 / Variety: Illibabor forest
(イルバボール種は1974年、エチオピアのリサーチセンターで選抜された耐病性品種)
味について / Tasting note: Lychee, peach, Candy (鼈甲飴), Tea-like, smooth mouth wheel.
焙煎度 / Roasting: Light but not too light.

【スローンコレクション第三弾】

□風土と社会。発見と可能性。
アラビカコーヒーのバースプレイスとして知られるエチオピア。コーヒーの木の原種がいまだ多く栽培されていて、風土を感じる事のできるコーヒーが多く、個人的にはそういったその土地の魅力がそのまま詰まったようなコーヒーが好みです。
しかし、世の中は気候変動を起こし、疫病が増え、社会構造が変化し、人々の世界観もかわっています。

伝統を重んじ受け継がれるものを継承し、次世代へ残すことも大切ですが、我々は常に移ろう世の中で我々自身も変わっていけなければ、現世や未来に対応しきれません。

□糖度25。イルバボール・フォレスト1974
そんな中ゲシャビレッジ(エチオピア南西部のベンチマジゾーンに位置)から約20㎞に位置する原生林ゴリゲイシャの森(Gori Gesha Forest)にて発見された9種類の風味特性に優れるGesha品種から数種類選抜、試験的に栽培、最終的に残った3種類の品種があります。それが、
「ゴリゲイシャ2011」「ゲイシャ1931」そして今回ご提供する「イルバボール・フォレスト1974( ILLUBABOR FOREST )」。

イルバボール種は1974年、エチオピアのリサーチセンターで選抜された耐病性品種です。
これがゴリゲイシャの森にも存在し、周辺のゲイシャ種の影響を受けながらゲシャビレッジの特別なイルバボール種となっていったものと推察されています。

イルバボール種の糖度は25度と極めて高く、ゲイシャ種(ゲイシャ1931は20度前後/ゴリゲイシャ2011は15度)のチェリー糖度と比較してもかなり高い、むしろ異常値に近しいクレイジー値です。イルバボール種はボルドーワインを連想させるような赤紫となっていき、そこから熟度をあげていくことから「ボルドーレッド25 (Bordeaux red 25)」と呼ばれています。

こうして、人の手で選びぬかれた「品種」や掛け合わせの「ハイブリッド品種」が世界でも注目されています。むしろ、こうした耐病性があったり、強く育つ品種でないとコーヒー栽培自体が成り立たなくなってしまう可能性も無きにしも非ず。
土地の魅力、価値観も世界の動きと共に変化していくのかもしれません。

□栽培地域と水とコーヒー。
GESHA VILLAGE 農園の南東部に位置するGaylee地区、正式名称「Gaylee-Gesha」にてBordeaux red 25は栽培されています。
この区画の水源として非常に大切なのがYetgordon川。区画にこの河川を有することで豊かな水と肥沃な土壌が形成されてコーヒー栽培も恩恵を受けています。
また、このエリアはシェードツリーの割合が高く、急傾斜の好環境によりチェリーはゆっくりと成熟することで、収穫熟度は向上します。

□コーヒー栽培と倫理
「Gaylee Gesha - Bordeaux red 25」はまさに、様々な要因、社会、人、自然が絡み合って生まれたコーヒーであると言えます。
冒頭で触れたように様々な世界観が変わる中、人々のたゆまぬ努力があってこそ育った品種であると同時に、そこにあるべくしてある豊かな自然があるからこそ育つコーヒーでもあります。
私たちは単に美味しいコーヒーだけを求めるだけでなく、規範を持ってバランスを大切にしながらコーヒーを楽しめたらと思います。それは一体どんなバランスなのでしょうか?

自然 - 生物多様性、気候変動、種など。
暮らし - 疫病、食料危機、綺麗な水へのアクセスなど。
社会 - 経済、国際関係、地域、戦争など。

私たちが思っている以上に、この世界は混沌としているし、様々な要因が複雑に絡み合ってバランスしてます。上にあげた内容以上に私たちの周りには本当に様々なことが渦巻いてバランスを崩したり、合わせようとしたりしています。そこで、私は問いたい。

「善いコーヒーとは?」

あなたの考える”善いコーヒー”とはなんでしょう?あるべくしてあるコーヒーとはどんなコーヒーでしょう。心から美味しいと思えるコーヒーってどんなコーヒーでしょう。
せっかくなので、是非一度考えてみてください。コーヒーを嗜みながら。

▷▷Sample Recipe▷▷

For Origami Dripper

Does / 粉量 : 11g

Water / お湯 : 210g

Temp / 温度 : 92°

Grind Size / 挽き目 : 粗挽きコショウ程度

Brewing Time / 抽出時間:3:30〜4:00

※4投に分けてお湯を注ぐ。

1投目:30g のお湯。40秒の蒸らし

2投目:合計90gまで湯を注ぐ。

3投目:お湯が下がりコーヒーの表面が見えたタイミングで合計150gまでお湯を注ぐ。

4投目:お湯が下がりコーヒーの表面が見えてきたら再度合計210gになるまで注ぐ。

落ちきったら抽出終了。

Enjoy your cup!!!

[About overseas Shipping]

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The e-packet is cheaper but it takes 7-14days (sometimes a bit more).

Please choose your way.

Also, the e-packet is the maximum of up to 2kg. If you need a big amount of coffee, please let us know.

We can help you with a big order or wholesale order as well.

※写真はパッケージイメージです。実物のパッケージと異なる場合がございます。

The Throne Collection File No.004【100g】Bench Maji, Ethiopia - Natural Anaerobic / ベンチマジ、エチオピア - ナチュラルアナエロビック
The Throne Collection File No.004【100g】Bench Maji, Ethiopia - Natural Anaerobic / ベンチマジ、エチオピア - ナチュラルアナエロビック

SOLD OUT

¥1,900

The Throne Collection
File No 004
地域 / Region: Bench Maji, Ethiopia
標高 / Altitude: 1200-2500masl
精製 / Process: Natural Anaerobic
品種 / Variety: Geisha
輸出 / Exporter: BNT
輸入 / Puntcom.
味について / Tasting note: Lemon, Rum, Whiskey cask and Herbs.
焙煎度 / Roasting: Light.

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【スローンコレクション第四弾】

Keyword: Coffee Growers = コーヒーを育てる人々。

ゲイシャという品種が世に広まってひさしい。今ではコーヒーを飲む人なら大抵の人は知っているワードです。
しかし、ゲイシャがなんのか?もともと1931年にエチオピア南西部のゲシャという村で発見された品種だった事が名前の由来だったことを知る人はどのくらいいるのでしょう?
コーヒーにもお米やイチゴのように品種があり、ゲイシャはコーヒー豆の品種の一つです。
イチゴで言えば明日香ルビーのような!?
今回ご提供するBench Majiはゲイシャ種で有名な土地であり、輸出や現地のコーヒー生産を支えるBNT社がベンチマジにあるオジェムタでゲイシャを生産したものが、今私たちの目に前にあるコーヒーになります。

これはBNTにとっても挑戦だったと思います。1000haの土地を取得して行った一大事業です。(ゲイシャのみを育てている訳ではないと思います。)

ゲイシャもしっかり手塩にかけないと良いコーヒーになりません。
育てるだけでなく、完熟したコーヒーチェリーを4日をかけてアナエロビック で発酵、アフリカンベッドで18-21日かけてスロードライイングという工程を踏んでグリーン(生豆)になりエチオピアから世界へ送り出されます。

そして、このコーヒーは買い手、飲み手がいないと成り立ちません。
現地でコーヒーの木を育て、手入れする人も。コーヒーを摘む人も。発酵処理をする人も。アフリカンベッドでコーヒー豆を攪拌したり、欠点豆をピックする人も。袋につめたり、運んだりする人。そして私たちのように焙煎して提供する人も、あなたのようにコーヒーを飲んでくれる人も、みんながこのコーヒーに関わるコーヒーグローワーズです。

私たちのコーヒーモーメントも、生産地のコーヒーグローワーズに支えられている。
支え合って生まれた数々の瞬間物語が繋がり、新しい未来へと私たちを運んでくれます。

是非、あなたもコーヒーグローワーの一員としてこの、Bench Maji, Ethiopia - Natural Anaerobic, Geisha を楽しんでください。

Enjoy your coffee moment.

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Also, the e-packet is maximum up to 2kg. If you need a big amount of coffee, please let us know.
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※写真のパッケージイメージです。実物のパッケージと異なる場合がございます。

▷▷Sample Recipe▷▷

For Origami dripper
Does / 粉量 : 12g
Water / お湯 : 210g
Temp / 温度 : 92°
Grind Size / 挽き目 : 粗挽きコショウ程度
※4投に分けてお湯を注ぐ。
1投目:30g のお湯。40秒の蒸らし
2投目:合計90gまで湯を注ぐ。
3投目:お湯が下がり、コーヒーの表面が見えてきたら合計150gまで湯を注ぐ。
4投目:再度お湯が下がり、コーヒーの表面が見えてきたら合計210gになるまで注ぐ。
落ちきったら抽出終了。
Enjoy your cup!!!